
2014/08/09
婚約指輪(エンゲージ)の物語
「唐花(からはな)」の物語~9万9千日分の想いを込めて~俄の婚約指輪のエピソード
今日の俄の婚約指輪「唐花(からはな)」は、古典的な紋様をモチーフにして生れました。
「永遠」をテーマに男女の幸せを咲かせ続けます。
唐花文様は日本では、着物や表装に使われ、唐から渡ってきました。
古代エジプトで誕生したという説もあり、永遠をつかさどるという想像上の花でもあります。
太古の昔から、様々な願いを込めて愛されてきた吉祥文様だけに、唐花の指輪を贈られた花嫁さんには
その背景の全てをお伝えしたくなります。
そして、忘れられないのが数年前の8月9日にお渡しした時のこと。
今日は「九万九千日(くまんくせんにち)」という夏のお祭りがご近所の吉田観音(きったかんのん)さまで行われる日。
縁日も出るため、子供の頃は心待ちにしていた行事ですが、今日お参りすると9,900日分のご利益を授かるという有難さです。
「せっかくだから唐花を着けて行ってきます」とお見送りした後、嬉しいエピソードが。
幽玄の灯りの中で唐花は、下した腕の指先で燦々と輝いて感動だったそうです。
以来、夏の夜の縁日や花火大会を見に行く日には、欠かさず着けて行かれるそうです。
今年も帰り道に、お手入れに来て下さるといいなぁ。。。
「人」と「我」で「俄」と書いて「にわか」と読む京都ブランドの指輪には選んだ二人が一つになれる物語が宿ります。
そして物語の続きは、お二人で仲良く育んで下さいね。