2010/05/30
ダイアモンドの新知識
ダイヤモンドの鑑定について~ダイヤの4Cとは~

ジュエラーとして恥ずかしいお話をひとつ。
宝石鑑定士が鑑定しない宝石の品質があります。それを「審美性」といいます。
ことダイヤモンドと真珠に関しては、取引先さんや教わった諸先輩に恵まれ、審美性を判断できる目を持っていると自負しています。ですが、ルビーやサファイアなど色石はまだまだ経験が不足しています。
そこで、実践型の宝石鑑定士の資格習得のため学びを続けています。
このスクールはとってもユニークで、私のような小売店もいれば消費者の主婦さんからジュエリーデザイナーさんからメーカーさんまで、海外からの受講生もあるのです。(スクールの模様はいずれ報告したいと思います。)

 

さて、ダイヤモンドについてですが品質の「4C」というのをご存知の方も多いと思います。
いわゆる「クラリティー=透明度」「カラー=色」「カット=研磨状態」「カラット=重量」頭文字Cの4つの状態で品質を判定するからです。

 

それでは質問です。
「ダイヤモンドの4Cは何を表しているでしょうか?」。

 

これを読んでくれてるジュエラーの皆さんは何とお答えだったか気になりますね。
そうです、答えは「ダイヤモンドの希少性」を表しているのですね。
現代では身近な宝石・ダイヤモンドですが、有史上の産出量からして、いわゆるエクセレントカットという品質の存在価値は数億分の1だそうです。そごいですね。

 

そして答えを「ダイヤの価値」ともしお答えだったお客様の皆さん、ダイヤの4Cでは価値は確定しません。この事は過去に社会問題を起こした「ココY岡事件」が良い(悪い?)事例です。宝石を買った値段で買戻すというのも詐欺まがいの手口でした。また、鑑定結果が記載されるグレーディング゙レポート(俗語では鑑定書と言いますが、この呼び方にも問題があるため正式名称を書きます)に間違いがあったとき、責任を負うのは発行した宝石鑑定機関ではなく、間違いに気づかなかった販売店です。お客様によく申し上げる「鑑定結果が公正かどうか、目で見て確認してフィルターになるのが私で、納得いかないダイヤは仕入れません」というのはこのためです。
鑑定書や品質測定器に欠けている根本的な真理。妄信している方には申し訳ないですが、私は人間の目が一番正確だと思っています。審美性についてはこの文献で学べます。

 

宝石は$マークを見る目でなく、愛する人を見る目で見てくださいね。今日はちょっと熱く書いてしまいました。

 

 

 


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