2007/12/12
結婚指輪の新知識
失敗しないリフォームの秘訣

東京・杉並の工房から昨日、製作途中の指輪が届きました。
昭和区のアキコさまのご依頼でネクタイピンだった4カラットのダイヤを指輪へのリフォームです。デザインは任せると全面信頼の相談・責任重大です。

 

ひとつのリフォームをお受けして、気になるのがその宝石の過去です。日のめを浴びなくなっていても、思い出が詰まってるから蘇らせたいのでは?と、さらには「いつのもの」「誰からのもの」「どう使われてきたの」を知りたくなります。
中には気に入ってるのにサイズが合わなくなりデザインを変えたいとか(単純なサイズ直しがベストな場合もありました。)、金が変色して似合わなくなったからプラチナにリフォームしたいとか(変色を新品に戻し表面をつや消しにしてあっさり解決した事も)、リフォーム以外で解決することも少なくありません。
え~そんなことできるの?とお客様は驚かれますが、お悩み解決にシンプルな方法もあるのです。(写真はワックスという材料で製作した指輪の原型です。)

 

 

いちばん驚くのはリフォームしたけど気に入らないから、前に頼んだ店へは行けないという方。よくよく拝見すると指輪の内側の出来が悪く、これじゃ痛くてどうしても嫌なはず。デザインも中指には貧弱。薬指用にサイズを直して、内側を完璧に仕上げて、石が引っかかるのも、爪を改善すればOK。おなおしを試してみませんか?と提案しました。結果は大満足。見違えるように良くなったと。何でも旦那さんがお付合いの関係で頼んだそうで、お安くできますよの一言に安易なリフォームをして悔やんでいたそうです。

 

もうひとつ。相談を受けていつも気になるのは、手をかけた後、使いたいのかどうかということです。お若いころお求めのジュエリーなど
は、それなりの年になって使うには貧弱。いっそ新品仕上げだけをしてジュエリーに詰まった思い出をよみがえらせながら大切なメモリーに。。。ということもありました。

 

え~、今回も完成が楽しみ。デザインと製作を担当していただくジロンジュエリーの高橋先生は、世界的なコンテストで数々の受賞暦をもつスーパーアーティストさん。
超有名ブランドのHもBも日本での加工先にはこちらをご指名だそうです。
一流の腕前は先代譲り。日本の宝飾界にに高橋ありといわれたお人がご尊父さまでもあったのです。
こんなすごい方とお仕事させていただいていることが時々、自分でも信じられなくなるものです。

 

 


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