
2010/11/07
ダイアモンドの新知識
さりげなく装う幸せ。ダイヤモンドの新しいカタチ。
婚約指輪がタンスの肥やしになっていた時代がありました。給料三か月分とコマーシャルされ、どの指輪もほぼ同じデザインで、大きさが競われていた20世紀後半のことです。
「ダイヤが引っかかる気がする…」「使う場所に困る…」と、困ったことにお母さんたちは婚約指輪を仕舞い込んでしまいました。
昭和は平成に変わり、21世紀になり、日本の婚約指輪は新しい時代を2度迎えます。
1914年に完成したダイヤの理想形「アイデアルカット(現在のエクセレントカット)」はこの100年で進化を遂げます。
そして誕生したのが「俄カット」のダイアです。特徴は図のとおり、同じサイズのダイヤなのに大きな輝きとなることです。ダイヤの中がよく見えるため、ビューティーグレードの優れた原石のみが磨かれます。
実際のサイズより大きく見えますが、指輪にすると背が低くなっておしゃれ。何より使いやすいと選んだ花嫁さんに喜ばれています。