
2010/11/08
ダイアモンドの新知識
ダイヤモンドの中に見つけるハートとキュービットの物語
人類がダイヤモンドに理想を求め生まれた模様。それが写真のハートとアロー(矢)です。
屈折率の高さという特性は、ダイヤに進入する光を一つも逃さず輝かせたい衝動を生みました。完璧な輝きはダイヤを磨いて生まれる58個の面を正確に揃えることで完成します。
副産物としてロマンチックな模様が現れました(特別なスコープで見えます)。生みの親は発明家の山下金作さん。特許の期間が終わった途端「ハート&アロー」は一人歩きを始めます。あたかも自社が開発したように「ハート&キュービット」「ラビングハート」「アポロン8」・・・。ハート&アローの理論を用いたカットのダイヤが次々登場しています。ダイヤにしてみれば美しく輝きたいだけなのに、迷惑な話かもしれませんね。
俄ダイアモンドにもこの模様は現れます。和風に進化させた時「心と心」が輝くようなに輝くダイヤが出来ました。本当に感動でした。